【2021年最新版】一ヶ月で基本情報技術者試験に合格する勉強法

本日の記事では、一ヶ月で基本情報技術者試験に合格するための勉強法についてご紹介いたします。
『将来IT業界で働きたい!』『会社で基本情報技術者試験の取得を求められる…』などといった方は必見です!!
基本情報技術者試験に一ヶ月で合格した私の経験談を元に、最も効率的な勉強法をご紹介いたします。
勉強時間の目安は?
既にある程度のIT知識を持っている方であれば50〜100時間、持っていない方であれば100〜150時間が目安です。
私は、試験日1ヶ月前から一日3〜4時間の勉強で合格することができました。(午前8割・午後7割)
基本情報技術者試験は範囲がとても広いので、対策が必要な部分に的を絞り、効率良く勉強をする必要があります。
ここからは、午前・午後の勉強法に分けて詳しく説明していきたいと思います。
午前の勉強法
基本情報技術者試験は、午前問題が基礎知識、午後問題が応用問題となっているため、午前の対策から始めることが重要です。
午前の学習では、まずITの基本的な知識を身につける必要があります。
初学者の方にまず読んでほしい参考書は、キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者です。
本書では、ITの基本知識が、イラストで分かりやすく記されており、漫画を読む感覚で楽しく学習を進めることができます。
また、途中途中で実際に試験でよく出る問題集が挟まれているため、どのような形式で問題が出題されるのかも理解することができます。
まずはこちらの本を読み、基本情報技術者試験の概要を知る必要があります。
こちらの本を読み終えましたら、次は過去問道場で過去問題をひたすら繰り返しましょう。
午前の問題は過去問と同じ問題が出ることが多いため、とにかく数をこなすことが大事です。
5年分の問題を安定して7割取れるまで繰り返しましょう。そうすれば、午前の対策は完璧です!
午後の勉強法
次に、午後の勉強法について説明します。
午後問題は、午前問題のように同じ問題が出ることはほとんどありません。したがって、数をこなすより一つ一つの問題にじっくり取り組むことが重要です。
午後の対策として必須の参考書は基本情報技術者 午後試験対策書です。
午後問題は、問1と問8の必須問題と、問2〜問7と問9〜問13の選択問題があります。
まず、問2〜問7の選択ですが、4問に絞って勉強しないほうが良いかと思います。
午後問題は試験によって各問題の難易度がバラバラで、絞って勉強した選択問題が難しい場合、合格するのが厳しくなる場合があります。
問2〜問7に関しては全て対策し、試験日にどの問題が簡単か見極め、選択するのが得策だと思います。
次に問9〜問13(プログラミング問題)の選択ですが、こちらは『プログラミングが得意!』という方以外は表計算一択だと思います。
表計算でおすすめの参考書は、基本情報技術者 らくらく突破 表計算です。
表計算の学習スタートラインは、業務経験の影響を受けにくいという特徴があります。
経験者でも未経験者でも平等なレベルから勉強が始められるため、プログラミング未経験者でも向いている分野となっています。
そのため、先ほど紹介した参考者を一門一問丁寧にとけば、8割以上の点数を取ることができるでしょう。
次に、必須問題の問1(情報セキュリティ)と問8(データ構造アルゴリズム)ですが、確実に得点を取れるように選択問題より多くの時間をかけましょう。
特に問8(データ構造とアルゴリズム)は難易度が高く、始めは理解するのに時間がかかると思います。先ほど紹介した基本情報技術者午後試験対策書を理解できるまで丁寧に解くことが大切です。
参考書の問題がある程度理解できましたら、次が最後のステップになります。
過去問題 – 情報処理技術者試験 – IPAで過去問を印刷し、午後問題をとにかく解きまくりましょう。過去3〜5年分で問題ないと思います。
午後問題は、一つ一つの問題をきちんと理解しながら解くことが大切です。
もしも、答えを覚えてしまったなら、数日間を置いて、答えを忘れた頃にもう一度解いてください。きっと初めて解いた時より、説明文もプログラムもすんなり頭に入ってくるはずです。
このときの『わかる』という感覚が大事なのです。この体験を繰り返すことで苦手意識を克服できることでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
基本情報技術者試験は、IT会社での昇格の条件として提示してあることが多く、毎年多くの若手SE達が基本情報技術者試験を受験しています。
試験範囲など、年ごとの微々たる変化はありつつも、出題傾向や勉強法は大きく変わっていません。
今回紹介した勉強法をぜひ実践してみてください。